枇杷染ワークショップ

植物の成長が著しい季節ですね。我が家の枇杷は隣の敷地へと枝を伸ばし、並ぶ桜と接触するなど、剪定の時期を迎えました。つきましては、切り落とした枝葉を用いて枇杷染ワークショップをおこないたいと思います。

枇杷染は葉を煮て染液を作ります。媒染の工程を経て、黄・ピンク・茶系など発色させることが出来ます。染色実験用に絹地をお配りしますので、緑の葉から生まれる様々な色彩をお持ち帰りください。また、持参いただいた布地(天然繊維)に染めていただくことも可能です。リピーターの皆さんは、過去に染めた布に枇杷染を施すことも出来ます。育てる布としての重ね染め、良いかもしれません。7月には藍の生葉染を予定しています。初参加の皆さんは藍との組み合わせを前提にした枇杷染はいかがでしょうか。

【 開 催 要 項 】
開催日:1回完結・雨天決行
5月20日 (土)→ 残2席
5月21日 (日)→ 満席
5月30日 (火)→ 残3席
5月31日 (水)→ 残4席
*先着順に各日6名までお受けします。

時間:13~17時

開催場所:主宰者自宅
*場所は大阪府八尾市の信貴山麓です。
近鉄信貴線服部川駅下車後、徒歩15分間、山を登ります。車でのお越しも可。

参加費:3000円
小学生以下の子供さんは1500円
*染色実験用の絹地代を含みます。
*希望者には枇杷の葉のお土産付き。

【 お申込み 】
先着順にお受けします。本ウェブサイトのコンタクトページより、第一希望日と第二希望日をお知らせください。枇杷染は1工程の作業時間が長く、可能であれば、参加人数の偏りを減らしたいと考えます。他に候補日がない方は1日程で結構です。ご希望日に沿うために、早めにお申込みいただけると良いかと思います。

【 ご準備 】
染める物:染めたい布(絹・綿・麻)を1~2枚準備ください。
手ぬぐいやハンカチ、絹の反物を当方にて用意しています。有料となりますが、当日にお渡しできますので、布の準備がなくとも大丈夫です。
*絹は鮮やかな発色となり、おすすめです。
*毛(ウール)は作業工程が他の布と異なるため、今回は避けてください。
*染める物のサイズは薄いスカーフ程度が限度とお考え下さい。今回は染める物全てを鍋の中に入れて皆さんと一緒に煮出しますので、かさばるサイズは避けてください。
*綿・麻は下処理が必要です。申込受理メールに布の下処理方法をご案内しますので、ご自宅で処方してご持参ください。

【 持参物 】
染める物、水作業できる服装(長袖・長ズボン)、日よけ帽子、水分補給の飲み物、手拭き&汗拭きタオル、虫よけスプレー等。手が染まる事を気にされる方はゴム手袋も持参ください。

【 参考資料 】

 
枇杷の葉の切り出しから始めます。
葉を煮出して染液作り 1時間
染色工程 1時間
媒染工程 15分ほど
その後、水洗・・・
長い作業工程ですが頑張りましょう!


鉄媒染で茶系に発色

 
藍の生葉染した布地を用いて枇杷染。
アルカリ媒染でサーモンピンク色に。
枇杷染が強くて青色が薄っすら・・・。
ちょっとザンネン!


参考までに・・・
こちらは桜の枝で染めています。
中央は藍と桜の重ね染め。

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